俺にはわかる。 その唄を口ずさむ お前の気持ち… 俺やルフィと一緒に 釣りを楽しむ。 「うはー!超でけぇーーーー!! ウソップ、網だ網!!!」 男共とかわりなく、遊び、話し、騒ぐ。 こんな女、見たことねぇ。 ウソップ物語(ネタ帳)に速攻記入したほどだ! 「うぉ〜!近くで見ると本当にでけぇーー! 早速サンジにさば捌いてもらおうぜ!」 どんな時でも、は男のように振舞っていた。 実際は素だったのかもしれないが…。 …一度。 本当に一度だけ。 俺はにカヤのことを話した。 なんでだったか忘れたけど。 は真剣に聞いてくれて。 「お前には待っていてくれる人がいるのか…。」 優しく俺を見つめながら、 「大事にしてやれよ?」 そう笑いながら言ったの顔は少し寂しそうで。 何故か目が離せなかった。 「…俺はの気持ちわかるよ。」 自然に出た言葉だった。 驚くの目を見て 「どんなに離れてても好きなもんは好きだからな!」 そう言った俺に 「ばーか!俺は愛してるんだよ!」 と、照れ臭そうに笑って見せた。 そんなの唄声を 俺は一生忘れない…。 |